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徳川家康

今年の大河ドラマでは徳川家康家康の生涯を取り上げた「どうする家康」が放映されています。
徳川家康といえば、江戸幕府の初代将軍であり、晩年はかなりの健康オタクで当時の平均寿命の二倍ともいわれる75歳まで生きた事でも有名ではないでしょうか。
皆さんも知る様に、天下を納めた家康も多くの部下を持っていたことでしょう。長い戦人生の中で、部下が思い通りに動いてくれなかったり、失敗をしたり、様々なことがあったはずです。
そんな時、家康も当然部下を叱責するのですがこの方法が現代のビジネス・人材育成にも通じるところがあるのでご紹介させていただきます。

その方法とは
1、叱る部下とその部下と親しい人1人を呼び出す
2、やわらかい言葉で今までの功績を誉め感謝を伝える。
3、そのう上で、今回のミスは君らしくない、と伝える
4、今後も今まで通り期待している旨を伝える

このように、「褒める→叱る→褒める」という順序だと相手にとって受け入れにくい内容も、最初と最後に褒めることで部下は自分の修正点や間違いを受け入れやすくなります。
逆に人前で叱ったり、人格や価値観を叱る、叱り方に一貫性がない
このような叱り方で部下は上司の話を素直に聞くでしょうか。
戦国の世ならなおさらで裏切りや離反される可能性もあります。
本能寺の変は織田信長の叱責が、明智光秀の謀反の原因ではないか、という説が有力とされているようです。

さすが天下統一し、260年続く江戸幕府を築いた家康は流石だなと思わされますね。

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